藤井風さんのセカンドアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」が2022年3月23日に発売されました。
皆さん、カバーアルバムを含め、お楽しみのことでしょう♪

LASA(愛全奉全)アルバムの7曲目に入っている「damn」について、いろいろと考察をします。
☆「damn」が7曲目に配置されたことと英語の曲名の秘密と1・5・7・11が符号するLASAの〇〇〇〇の暗示とは!?
☆「damn」の歌詞にはもがきの記録が!
主に上記2点について考察をします。
また、風さんのdamn曲紹介(FM802 Rock Kids802-「藤井風ALL」Goes ON!!)の文字起こしをしましたのでご覧ください。
damnは風さんが大好きな英語。意味は苛立ちや怒り、嫌悪、不満などを表現するスラングで、訳は「くそー」
です。
アルバムの4曲について曲順配置を見てみましょう!
唐突にですが、下記の4曲について、曲順配置を見てみましょう。この4曲(HEHNアルバム「帰ろう」を含め5曲)の内、3曲は次項で説明をする「damn」の歌詞に歌詞の一部が埋め込まれた曲になります。
不思議なことに曲順が縦横それぞれ等間隔(+4、+6)になっています。
1曲目と5曲目、7曲目と11曲目が+4、1曲目と7曲目、5曲目と11曲目が+6の関係になっています。
また、HEHNアルバムの11曲目が「帰ろう」であったのを覚えておいてください。
1曲目「きらり」
(+4)
5曲目「燃えよ」
7曲目「damn」(+6)
(+4)
11曲目「旅路」(+6)
(HEHN 11曲目「帰ろう」)
英語の曲名が初めてである7曲目「damn」を中心に「この4曲には何らかの関係性があるよ」との暗示だと思われます。
何らかの関係性とは何でしょうか?
お気づきの方も多いですが、damnの歌詞には「帰ろう・きらり・燃えよ」の歌詞が埋め込まれています。
先ほどの1曲目・5曲目・11曲目の3曲なんです。見事符号しました。何かを暗示しているのでしょうか?
“LOVE ALL SERVE ALL” Listening Party でも出血サービスとしてマッシュアップのように風さんが歌っていました。なぜか、damn は他の曲より紹介時間が長かったですね! 特別なのでしょうか?
“全て流す(「帰ろう」全て流して)つもりだったのにどうした?(帰ろう)”
“何もかも捨ててく(「きらり」何もかも捨ててくよ)と決めてどうした?(どこまでも)”
“明日なんか来ると思わずに(「燃えよ」明日なんか来ると思わずに)どうした?(燃えよ)”
また、隠し味(遊び心?)として、「帰ろう」「きらり」「燃えよ」のメロディがピッチを速めてコロ助のような声でそっと埋め込まれています。イヤホンでじっくりと聴かれるとよいでしょう♪
先ほどの曲順配置と符号した3曲「帰ろう・きらり・燃えよ」の歌詞とメロディが埋め込まれていました。
でも、「旅路」の歌詞は埋め込まれていませんでした。
LASA(愛全奉全)のテーマ曲
HEHNアルバムでの最重要曲は「帰ろう」です。
風さんの「帰ろうを出すまでは死ねない」との強い思いから、そのように理解できます。
これらを考察すると、LASAアルバムでの最重要曲が炙り出されてきます。
つまり、「帰ろう」と同じ11曲目に配置された「旅路」がLASAのテーマ曲であることを暗示しています。
「旅路」は人生を長い旅路に喩え、ライブでは締めくくりに歌われる人生観を込めた楽曲です。
風さんの「旅路」への思いを曲順に込めたのでしょう。
これは、風さんからの暗示・隠しメッセージであると思われます。
「帰ろう」と「旅路」は風さんにとっても皆んなにとっても、かけがえのない楽曲である言えます。
damnの歌詞は「もがきの記録」
damnの歌詞には、もがきの記録が表れています。先ほどの歌詞の続きです。
「全部まだまだこれからだから いつかあんたに辿り着くから」
「あぁ幸せってどんなだったけな 思い出そうか」
もがいて苦しんだ結果、
「愛してくこの先ずっと 守ってく明日もずっと」
心配することはない、自分で自分を愛して、幸せになる様が感じられます。
(引用元;「LOVE ALL SERVE ALL」CDアルバム)
風さんのdamn曲紹介(FM802 RK802-Goes ON!!)
風さんが「FM802 Rock Kids802-「藤井風ALL」OCHIKEN Goes ON!!」に出演されたときの「damn」の曲紹介をされていました。文字起こしをしてみました(微妙に聞き取れず間違いがあるかも知れません)。
damn 結構でもいろんないい時にも 強調としてdomn goodとか使えたりするんで(中略)
結構幅広くてしかもなんか結構そのいろんなとこに使えるし なんか響きとか結構好きな単語でっていうのがあるんだけど なんでこれ タイトル付けたんかわからん。
最初日本語だったんですけど もしかしたら英語にもなるんちゃうん思うて damn damn とか 結構遊び心が 結構遊び心で進めていった曲でもあるんで だからこういうタイトルにもなってて でも
自分の中の葛藤みたいなものがベースになっとるかなと思います。
セルフライナーノーツ
俺のイメージでは、ノスタルジックな青春ポップ/ロックチューンって感じだったけど、
Yaffleさんが思ったよりurbanな感じに仕上げてくれたのは嬉しいサプライズだった。
好きになったり、拗らせたり、もがいたり、自虐したりしてるけど、
結局はまず自分で自分を愛していかんとね。
そ!という感じのセルフラブソングとでも言いましょう。
(引用元;YouTube ”LOVE ALL SERVE ALL” Listening Party Fujii Kaze 藤井風公式)
藤井風さん「LOVE ALL SERVE ALL」CDジャケット写真と収録曲が公開された時のコメント
damn 考察まとめ
- 「damn」には「帰ろう・きらり・燃えよ」の歌詞とメロディが埋め込まれています。
- 「damn」が7曲目に配置されたのは上記3曲の曲順を利用し、テーマ曲を暗示させたい意図が感じられます。
- 「帰ろう」と同じ11曲目に配置された「旅路」がLASAのテーマ曲だと思われます。
- 「damn」の歌詞には、もがきの記録が表れています。
楽曲への思いは人それぞれだと思いますので、参考程度になさってください。




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