今回のブログは、遺品整理が大変な理由・物が多いために困ってしまうもの・遺品整理を疲れないようにする工夫をご紹介します。

ボクの両親は相次いで、末期がんで亡くなりました。
家族葬が終わったら遺品整理をしなくてはなりません。
幸い、実家が借家ではなかったため、すぐに遺品整理を始める必要はなかったんです。
取り敢えず、弟に形見分けを行い、キッチンの生ごみなどの燃やすごみを処分しました。
その後、片付ける気持ちになかなかなりませんでした。
気づいたら、2年近く何もせず放置して、全く片付けが進まない状態でした。



ところが、時間も経ち、気持ちの整理が進んだためか、ようやく片付けを決意しました。
振り返ってみると、両親が相次いで亡くなり、寂しくて、つらくて、何にも手に付かなかったんだと思います。
また、片付けは何から始めたらよいか、考えるのも面倒だったんだと思います。



まずは捨てるものを仕分けして、衣類をゴミに捨てたら、ええんちゃう?



そうやな。カミさんと娘の3人で実家に何度か通うことにしました。
タンスに入っている衣類やタオルなどを整理してみました。衣類だけで何袋もゴミに捨て、新品のタオルは自宅で使うことにしました。
実家は夫婦二人暮らしでしたが、いざ片付けを始めると、意外にモノが多いことに驚きました。自分のモノも実家に残っていました。
以上の片付けだけでもう二度とやりたくない気分になりました。



仕事をしているので、週末だけだと、いつ終わるのか?わからない状態でした。
「さっさと終わらしたい。」



これから、どうやって解決して遺品整理を終えられたのか、お話しします。
色々と検討した結果、遺品整理は立会い無しで、不用品を丸ごと整理回収してくれ、出張買取もしてくれる遺品整理業者に依頼しました。



業者に依頼して良かったと思うのは、たくさんのモノが短時間で立会い無しで片付き、心が軽くなったことです。亡き両親も天国で喜んでくれていると思います。これが供養ということなのかな、と実感しました。
結局、悩んでいたら、供養がいつまでもできないような気がします。
次から、検討結果などを含め、詳しくお話します。



ボクの実家は神戸市内4DKで、不要品回収を丸ごとしてもらい、286,000円でした。作業は2日間で終わり、立会いもせずに楽チンで綺麗に掃除もしてくれ、あっという間に片付きました。
実は遺品整理した後、すぐに実家を希望価格で売却できてラッキーでした。
遺品整理が大変なのは物が多いこと!疲れないようにする工夫を紹介
遺品整理は想像していた以上に、物が多いことでどこから手をつけ始めて良いのか、わからない方もいらっしゃいます。
母親が断捨離をしてくれていたので、まだマシだとは思うのですが、人生の中で故人に関わって来たモノだからこそ、その数はたくさん膨れ上がってしまうのも当然ですね。
「こんなにモノが多いと困る」という気持ちを持ちながらも、一方では故人との思い出も蘇ってくるため心が折れそうな時もあるでしょう。
今回のブログは、遺品整理が大変な理由・物が多いために困ってしまうもの・遺品整理を疲れないようにする工夫をご紹介します。
遺品整理をする立場や遺品整理をしてもらう立場になった時を想像してみて、どんな点が具体的に困るのかを知っておくようにしましょう。
遺品整理が大変な3つの理由
遺品整理は、ボクが体験してみて初めて想像以上に大変だったと感じました。
故人がこれまで生きて来た証でもあり、それなりに色々なものが遺品となってしまいます。
実際のところ家族にとっては「これは処分するのに手間取りそうだ」と思うこともあるでしょう。ボクは実際そうでした。
遺品整理が大変だと言われているものの、その理由は具体的になぜなのでしょうか?
モノが多い
遺品は、アクセサリーや洋服などから家具や家電に至るまで家の中にはありとあらゆるものが含まれます。
同居の家族ならある程度、どこに何があるのかを自然と理解していても、実家と離れて暮らしている家族の場合には、どこに何があり大切なものがどこにあるのかも捜索や整理にも時間がかかってしまい大変です。
断捨離でクローゼットの中を片付けた時でも、部屋には物があふれ収拾がつかない経験もあるでしょう。
それに比べてみても遺品整理は、故人にまつわるすべてのモノを整理していくわけですので、なかなか進めにくくなってしまうのも当然ですね。
思い出がこもっている
故人の写真やビデオテープ、衣類、愛用の趣味のものなど手にするだけでも思い出がこもっています。
人生の中で家族との思い出はさまざまな物に込められているので、
遺品を整理できなくなってしまうケースも良くあるものです。
思い出の遺品は、使えるか使えないかという判断ではなく家族の歴史でありかけがえのないものだからこそ、
手放せなくなってしまいます。
そのために、遺品整理が困難を極めてしまうこともありがちです。
遺族の考え方が異なる
遺族でも、遺品の仕分けをしている際に考え方が違って来るもよくあります。
断捨離一つをとってもなかなか要不要の仕分けができない人もいるので、故人の遺品に関してどんな思いを持っているかも遺族であっても異なるものです。
大切な物なのに、勝手に処分されたとなると遺族間でのトラブルにもなり兼ねません。
特に、市場価値のある貴金属や骨とう品、遺産の扱いを勝手に進めたことで遺産相続の問題が絡んでくるので、
慎重に行う必要があります。
遺品整理で物が多いための困るものとは?
モノが多くて困ってしまう遺品は、どんなものがあるのかを説明します。
寝具
大きくて場所を取るのが、故人が使っていた寝具です。季節に応じて敷布団・掛布団・毛布・タオルケット・シーツなどいろいろとあるでしょう。
来客用として準備していた寝具は、まだ使えるものなら収納を工夫するだけで済みますが、故人の使っていた寝具は、処分したい方が大半です。
自治体のゴミ回収に出すにも、袋に入る大きさにまとめなくてはならず手間も時間もかかります。
衣類
身内や親しい友人なら、ある程度価値のありそうな洋服を形見分けするのもおすすめです。
ブランド服や高価な着物なら残しておいて、後々譲ったり買取に出したりもできるでしょう。
故人が愛着をもっていた衣類でも、人生を終えた後にはその多くが不用品になってしまうのが現実です。
きちんと遺品整理をすることで、気持ちの折り合いをつけることにもつながることを意識しておきましょう。
写真・ビデオテープ
家族の歴史が鮮明に残るのが写真やビデオテープの数々です。
生まれた時から亡くなって葬儀を終えるまで、さまざまなシーンが切り取られているのが写真やビデオテープですので、簡単には捨てられないのが普通でしょう。
遺品の中で、かさばってしまうものではないにしても膨大な数の写真やビデオテープがあると場所をかなり占めてしまいます。
どこかで、区切りをつけるためにはその中から取捨選択していくのがおすすめです。
ボクは写真を回収業者にすべて捨ててもらったのですが、デジタル化して残しておけばよかったかな、と心残りになりました。どうしても捨てられない方は、デジタル化しておくと後悔も減らせるでしょう。
意外にも、昔の写真は同じようなものが複数残されていることもあります。
意を決して同じものや似たものは処分するとルールを決めておくと片付きやすくなるので、参考にしてみてください。
本
読書好きの方や趣味関連の本を持っている方となると、遺品整理で対応すべき本もたくさんあるでしょう。
共通するジャンルがあれば、そのまま置いておくのも良いのですがスペースの都合上、すべてを捨てずに取っておくこともできない場合もあるでしょう。
同じ趣味を持つ方に譲ったり買取に出したりする方法でも、一定量は減らせます。
遺品整理をする方が読書とは無縁な方なら、まとめて古紙回収に出すのにもあまり抵抗感はないでしょう。
趣味のモノやコレクション、レコード、骨董品など
遺品整理をしていると「こんなものをコレクションしていたの?」と困ってしまうものがあります。
故人にとっては貴重なコレクションだったものでも、不用品となってしまうのです。
共通の趣味やコレクションをしている方がいれば、譲る方法も検討してみましょう。
レコードや骨董品のような価値のあるものは、高価買取してもらえる可能性が高いです。高価買取に問い合わせしてみましょう。想像以上の高値で買い取ってもらえるかも知れません。
むしろ、遺族にとって「捨てられない」と感じるのは、趣味の作品ではないでしょうか?
絵画や手芸・陶芸などいろんな作品でも、これだけは残しておきたいものは貴重な遺品として保管したり飾ったりしてみるのもおすすめです。
逆に、それ以外のものは処分を進める方が賢明です。
「いつまでも片付かなくて困っている」という思いを持つよりも、きちんと遺品整理する方が故人も喜ぶのではないでしょうか?
モノが多い遺品整理を疲れないようにする工夫
遺品整理で疲れてしまうのは、物が多いことからなかなか進まないのも理由の一つです。
できるだけ、「四十九日までに済ませる」「一周忌までは終える」など計画を立てるようにしましょう。
やみ雲に進めても、想像以上に時間や手間がかかり疲れてしまうのを避けるためにも、
大まかな計画を立てるのがコツです。
遺品整理で処分に困るものといえば、自治体の一般的なゴミ回収では出せない家具や家電の他、
仏壇や神棚などもあるでしょう。
家族で対応できないものの処分方法を決めるようにすると、先が見えて疲れにくくなります。
- 粗大ゴミ回収を利用する
- リサイクルショップで売る
- 家電リサイクル法の対象家電の処分方法を決める
- 遺品整理業者に依頼をする
まとめ
遺品整理は、確かにモノが多いために取り組んでも疲れてしまってなかなか終わりが見えない場合もあります。
できるだけ疲れにくくするための工夫を意識して進めてみましょう。
これから、遺品整理をしなければならなくなった時のことを考えて、断捨離や片付けを計画してみるのも良いですね。
いざ、自分が遺品整理をしなければならなくなった時にどんなモノが多いのかを把握しておくと、段取りやコツもある程度つかめてくるようになります。
遺品整理業者に依頼することでスムーズに進めてくれるメリットもありますし、プロのスタッフによるサービスで対応してもらうと何より心身の負担を減らせるのがポイントです。
困った時には、遺品整理業者の存在も頭においておくと、自分を追い詰めることなく遺品整理を完了できます。



ボクの実家は神戸市内4DKで、不要品回収を丸ごとしてもらい、286,000円でした。作業は2日間で終わり、立会いもせずに楽チンで綺麗に掃除もしてくれ、あっという間に片付きました。
実は遺品整理した後、すぐに実家を希望価格で売却できてラッキーでした。


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